更新日:2022年11月9日
CHISEの宮城ひなたさん(乾ゼミ3年)が、ラオスに関する活動を動画にまとめ、コンサルタント会社パデコが主催する「Education Development Short Video Contest」で見事、金賞を受賞しました。
https://padeco.education/2022/09/12/education-development-short-video-contest/

更新日:2022年11月9日
CHISEの宮城ひなたさん(乾ゼミ3年)が、ラオスに関する活動を動画にまとめ、コンサルタント会社パデコが主催する「Education Development Short Video Contest」で見事、金賞を受賞しました。
https://padeco.education/2022/09/12/education-development-short-video-contest/
更新日:2022年7月9日
神戸新聞 2021年12月5日
「学校建設へ資金集め」新しい村の校舎建設資金集めのための取組紹介
集まった寄付金を現地コーディネータに送り、村の子どもたちにスポーツ用品などを寄付しました。
ルアンパバーン県 ロンラード村の支援
オンラインツアーで見学したロンラード村は貧困度が高い少数民族(モン族)の村です。幼稚園がないため、小学校に入学してもラオス語の勉強についていけず、学校を途中でやめたり、学校に行かない子どもたちがいることが分かりました。幼稚園がない理由は、子どもの人数が少ないため、教員を派遣できないということでした。20人の子どもに対して1人の教員を派遣できるのですが、ロンラード村の5歳児は12人しかいません。
村人とオンラインで話し合った結果、CHISEが小学校の先生(ボランティア教員)に給与を支払ってラオス語の識字教室を開いてもらうプロジェクトを計画し、2022年6月から教室が始まっています。
ロンラード村の子どもたち
小学校3年生になってもラオス語の読み書きが難しい状態です
CHISEの皆で村人と話し合いました
村人も集まってどのような方法がよいか試行錯誤しました
2022年6月2日 念願の識字教室が始まりました
2022年6月10日 教材も揃い、毎日2時間ラオス語を勉強できるようになりました
定期的に試験を実施し、子どもたちのラオス語がどの程度上達しているか確認しています。
コロナ禍でも村のニーズに応えながらできる支援が多いことを実感しています。
更新日:2022年7月6日
◎神戸新聞 2019年12月25日「ラオスの村に校舎を」
クラウドファンディングの取組紹介
神戸新聞 2019.12.25朝刊 掲載 兵庫県立大学 CHISE
◎国際ソロプチミスト姫路(社会ボランティア賞・クラブ賞):2017年11月
◎国際ソロプチミストの学生ボランティア賞:2018年11月
乾研究室では、ラオスに学校建設を進めている「学生国際協力団体」CHISE(チーズ)の活動を応援しています。街頭募金で集めた寄付金を学校建設の資金としたり、寄付して下さった文具や手作りノートをラオスの子どもたち直接届けたりしてきました。2019年末にはクラウドファンディングに挑戦し、全国・海外の方からの協力者のお陰で、5校目の学校が完成いたしました。
これまで学校を建設してきた場所は、ラオスルアンパバン県パクウー郡(4校)、同県ナムバーク郡(1校)です。いずれも山岳地帯に位置する貧しい村です。ラオスでは地方に配分される教育予算が限られており、村の予算で小学校を建設することになっているため、予算が確保できない村では校舎を建てることができません。従ってCHISEが学校を建設することで、多くの子どもたちが学校に通えるようになりました。教育機会を得ることは、生きるための技術を身に着け視野を広げることにも役立ちます。
これまでの実践の一部や研究については、以下の論文に整理しております。
乾美紀・梯穂乃香(2015)「学生団体による国際教育協力の可能性 : ラオス教育支援団体の活動に着目して」『国際教育協力論集』 18(1)、 pp.79-90.
乾美紀・ 橋本若奈(2017)「教育支援がもたらす村人の教育意識の変化~ラオス支援学生団体と企業の比較研究~」『環境人間学研究報告』第19号、pp.103-118.
乾美紀・原田雅也(2021)「ラオス山岳地帯における教育の質に関する研究 ―学校観察から見えてきた格差-」『環境人間学研究』第23号、pp.77-89.
2021年2月
現在、ラオスに渡航できないため、現地コーディネータにWifi持参で村を訪問してもらい校舎のモニタリングを行ったり、子どもたちとの再会を果たしたりしました。
また、CHISEの学生が手洗い歯磨きなどの衛生授業を画面越しに行い、オンラインでも交流することができました。
2020年9月 新校舎が完成し勉強を始めました
地域の学校から寄付を受けた文具や手作りノートを最後に届けることができたのが2020年2月です。その際は、たくさんのご協力ありがとうございました。しばらくラオスには行けそうにありませんが、今後も、現地のラオス教育事務所やコーディネータと連絡を取り、学校建設や教育支援を続けて行きたいと思います。
CHISEの活動に関心を持った人は、ぜひCHISEの情報をご覧ください。一緒に活動できるメンバーを随時募集しています。「国際学生協力団体CHISE」のHP、ツイッターやインスタグラムもご覧ください。
コロナ禍におけるCHISEの活動について、「第三世界の教育研究会 ニューズレター 第24号」に掲載して頂きました。