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研究に関連する社会活動

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  • 執筆者の写真HM MH

更新日:2023年5月20日

3年間ラオスに行くことができませんでしたが、CHISEのメンバーと共にラオス語教室支援を続けた村をやっと訪問することができました。地域や大学の皆様から頂いた寄付を無事に

渡すことができました。

オンラインでは瞬時に村に入ることができましたが、実際は四輪駆動車に乗って山道を1時間半もかけて上り、ようやくたどり着きました。標高1100mのモン族の村です。舗装されていない山道を進む四駆が激しく揺れるため、何度も車内で頭を打ち付けながら村にたどり着きました。



村人たちや教育スポーツ事務所の職員さんたちが祝いの行事(バーシースークワン)を開き、私たちを大歓迎して下さいました。


限られた日数でしたが、これまでCHISEが建てた5つの学校を全て訪問することができました。3年振りの再会に涙が止まらない場面がいくつもありました。


10年前に初めて村を訪れた時、赤ちゃんだった子どもたちが4年生になっています。


2台に分かれてトラックに乗り、山の上のモンの村を目指しました。トラックの旅は30分程度で大きな揺れはないため快適です。遠くに見える山々が美しく、すれ違うバイクの人たちも手を振ってくれて心が洗われる旅でした。2020年に学校を建てた村を3年ぶりに訪ねました。


3年前と比べて子どもたちが随分大きくなっていました。まるで弥生時代のような村で元気に走り回って過ごしています。


写真中央のお母さんは3年前、この家で高熱にうなされていました。医療費が払えないため家にいたのですが、妊婦だと聞いて慌てて私たちのトラックに乗せ病院まで運びました。医療費を負担したところ、点滴を受けることができ、次の日には退院し、その後子どもが産まれたと聞いていました。家を訪ねると子どもが3歳になっていて涙の再会をしました。


この小学校は完成を見ることがなくコロナ禍に突入したため無事に運営ができているか心配でした。開校して3年経ちましたが、学校はとてもきれいに運営されていました。村人たちが私たちを歓迎し、開校式を行ってくれました。


3年間行くことができなかったラオスで過ごした1週間は夢のようでした。

今後もCHISEの皆さんと現地のニーズに応えながら支援を続けたいと思います。

更新日:2022年11月9日

CHISEの宮城ひなたさん(乾ゼミ3年)が、ラオスに関する活動を動画にまとめ、コンサルタント会社パデコが主催する「Education Development Short Video Contest」で見事、金賞を受賞しました。





更新日:2022年7月9日

神戸新聞 2021年12月5日

「学校建設へ資金集め」新しい村の校舎建設資金集めのための取組紹介

集まった寄付金を現地コーディネータに送り、村の子どもたちにスポーツ用品などを寄付しました。



 

ルアンパバーン県 ロンラード村の支援


オンラインツアーで見学したロンラード村は貧困度が高い少数民族(モン族)の村です。幼稚園がないため、小学校に入学してもラオス語の勉強についていけず、学校を途中でやめたり、学校に行かない子どもたちがいることが分かりました。幼稚園がない理由は、子どもの人数が少ないため、教員を派遣できないということでした。20人の子どもに対して1人の教員を派遣できるのですが、ロンラード村の5歳児は12人しかいません。

村人とオンラインで話し合った結果、CHISEが小学校の先生(ボランティア教員)に給与を支払ってラオス語の識字教室を開いてもらうプロジェクトを計画し、2022年6月から教室が始まっています。

ロンラード村の子どもたち

小学校3年生になってもラオス語の読み書きが難しい状態です

CHISEの皆で村人と話し合いました

村人も集まってどのような方法がよいか試行錯誤しました

2022年6月2日 念願の識字教室が始まりました

2022年6月10日 教材も揃い、毎日2時間ラオス語を勉強できるようになりました

定期的に試験を実施し、子どもたちのラオス語がどの程度上達しているか確認しています。

コロナ禍でも村のニーズに応えながらできる支援が多いことを実感しています。







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