神戸新聞 2021年12月5日
「学校建設へ資金集め」新しい村の校舎建設資金集めのための取組紹介
集まった寄付金を現地コーディネータに送り、村の子どもたちにスポーツ用品などを寄付しました。
ルアンパバーン県 ロンラード村の支援
オンラインツアーで見学したロンラード村は貧困度が高い少数民族(モン族)の村です。幼稚園がないため、小学校に入学してもラオス語の勉強についていけず、学校を途中でやめたり、学校に行かない子どもたちがいることが分かりました。幼稚園がない理由は、子どもの人数が少ないため、教員を派遣できないということでした。20人の子どもに対して1人の教員を派遣できるのですが、ロンラード村の5歳児は12人しかいません。
村人とオンラインで話し合った結果、CHISEが小学校の先生(ボランティア教員)に給与を支払ってラオス語の識字教室を開いてもらうプロジェクトを計画し、2022年6月から教室が始まっています。
ロンラード村の子どもたち
小学校3年生になってもラオス語の読み書きが難しい状態です
CHISEの皆で村人と話し合いました
村人も集まってどのような方法がよいか試行錯誤しました
2022年6月2日 念願の識字教室が始まりました
2022年6月10日 教材も揃い、毎日2時間ラオス語を勉強できるようになりました
定期的に試験を実施し、子どもたちのラオス語がどの程度上達しているか確認しています。
コロナ禍でも村のニーズに応えながらできる支援が多いことを実感しています。