こうべ子どもにこにこ会
神戸市東灘区(深江地区)には食品工場などが多いことから、多様な背景を持つ外国人の方が暮らしています。これまでは日系ブラジル人、ペルー人、ブラジル人、フィリピン人が多かったですが、近年はネパールやパキスタン、ナイジェリアなど、南アジアやサブサハラアフリカからも就労・留学目的で来日されています。
乾は2007年より「こうべ子どもにこにこ会」で教科学習ボランティアとして関わっています(現在は運営委員を務めております)。外国人の子どもたちは、日本語が話すことができても、学習言語の取得には5~8年かかると言われており、一人で宿題をすることが難しいので支援が必要です。
外国人の子どもは増えていますが、ボランティアが日常的に不足しています。子どもたちはボランティアと話すことで気持ちが和らぎ、学習にも力が入ります。関心のある方はぜひ上記のホームページから問い合わせをしてください。
毎週木・土(16:00-18:00)に教室を開催しています。
城東町補習教室(姫路市城東町)
姫路市にはかつて難民定住促進センターが設立されていたことから、ベトナム人、ラオス人などが多く住んでいます。現在は、定住難民の3世、4世が地域で暮らしていますが、呼び寄せで来日した子ども、国際結婚の子どもが増えています。親の就労や留学により姫路に引っ越してきた子どももいます。
城東町補習教室には、ベトナム人はじめ、スリランカ、中国、フィリピンなど多様な背景を持つ子どもたち勉強しに来ています。教室を開催されている金川香雪先生は、姫路市で小学校教員を務め、90年代からベトナムの子どもたちの学習支援に関わって来られた先生です。乾ゼミの学生ボランティアとして関わっています。小学生、中学生、高校生が集まり、毎週土曜日の午後に(13:30~)ボランティアとともに勉強していますが、ここでもボランティアが不足しています。子どもの人数は多い時で30人以上にものぼります。お手伝いを希望される方は是非ご連絡を下さい。